カテゴリー: おうちスペイン料理

  • 【ポジョ・ア・ラ・カタラーナ 改】 生クリームとアーモンドパウダーでリッチ仕立て

    ポジョ・ア・ラ・カタラーナは、チキンのカタルーニャ風という意味です。
    松の実やレーズンなどのドライフルーツとチキンを煮込む料理で甘めのリッチな味です。
    これをソースで食べるようアレンジしました。

    爽やかなロゼやライトな赤とよく合うメニューです。ソースがリッチなので、スッキリタイプのワインがいいかなと思います。
    私はビーニャ・エスメラルダのロゼと一緒にいただきました。

    ポジョ・ア・ラ・カタラーナ 改 材料とつくりかた

    私は圧力鍋を使っていますが、普通のお鍋で煮込んでも大丈夫です。

    アーモンドパウダーは皮なしを使っています。
    トラパネーゼとかパスタにも使えるので、100gぐらいなら買っておいてもいいかも。

    材料 (1~2人分)

    • 手羽元 5個
    • 玉ねぎ 1/2個 みじん切り
    • にんにく 1片 みじん切り
    • トマトピューレ 50ml
    • 白ワイン 100ml
    • チキンスープ 250ml
    • 生クリーム 50ml
    • オリーブオイル 大さじ1
    • 塩 適量
    • 黒コショウ 適量
    • ローリエ 1枚
    • プルーン 30g
    • サラダセロリ 適量

    ポジョ・ア・ラ・カタラーナ 改 のつくりかた

    ポイントは手羽元をカリッときつね色に焼くことです。
    それからソースづくりのときにボコボコ沸騰させないようにしてくださいね。

    STEP
    手羽元を焼く

    あらかじめ手羽元には塩と黒コショウを振っておく。
    煮込み用の鍋にオリーブオイルを熱し、手羽元の両面をきつね色に焼く。

    STEP
    玉ねぎとにんにくを炒める

    手羽元が焼けたら取り出してキッチンペーパーに取る。

    同じ鍋ににんにくと玉ねぎを加えて玉ねぎが透明になるまで弱火で炒める。
    トマトピューレと白ワインを加えて、アルコール分を飛ばす。

    STEP
    手羽元を煮込む

    コンソメスープとローリエを加え、手羽元を戻し入れて30分煮込む。
    圧力鍋の場合は加圧調理で12分。

    STEP
    ソースを作る

    煮込みが終わったら手羽元を取り出し、残ったスープを濾して鍋に戻す。
    アーモンドパウダー、生クリーム、プルーンを加えて、とろみがつくまで煮詰める。

    STEP
    手羽元をお皿に盛ってソースをかける

    手羽元をお皿に盛ってソースをかける。
    刻んだサラダセロリを振って完成。


  • フラメンキン ~スペイン風ロールカツ~

    ロールカツおいしいですよね。
    スペイン料理にもフラメンキンというロールカツがあります。[pcbr]フラメンキンはアンダルシア地方のコルドバの料理です。

    ほんとはハモンセラーノを使います。
    でも、スーパーで買うと透けるぐらい薄い。
    専門店で買うと高いのでコスパが悪い。
    普通のロースハムで作ります。

    サングレ・デ・トロ レゼルバといっしょに

    ひとりぐらし用の揚げ鍋 油ターン

    ひとりぐらしだと揚げものは面倒くさいと感じる人が多いと思います。[pcbr]特に油の処理ですね。

    アーネストの油ターン (14cm) を使っています。[pcbr]ひとりぐらしや夫婦2人にちょうど良い大きさです。お子様がいてもお弁当分だけ揚げるときは使い勝手がよいと思います。

    油ターンはストックと揚げ鍋2つがセットになっていて、2つの揚げ鍋のひとつがストックになります。

    揚げ終わったら、油こし網を通してもうひとつの鍋に油をあけます。[pcbr]揚げた鍋を洗ったら、上にかぶせてフタになります。
    次回は油の入ってる鍋を揚げ鍋にします。

    油ターン

    フラメンキンの材料とつくりかた

    揚げ物は段取り勝負でございます。
    私は左から小麦粉→卵→パン粉と工程順に並べています。

    お好みでアリオリソースをつけて食べてもおいしいです。

    フラメンキンの材料 (1人~2人分)

    盛り付けは豚肉2枚分ですが、おかわりして4枚分食べてます。
    オリーブオイルがバカ高いので、揚げ物はブレンドを使ってます。

    • 豚薄切り肉 4枚
    • スライスハム 2枚 (半分に切る)
    • スライスチーズ 2枚 (半分に切る)
    • パプリカ 細切り 4本 (半分に切る)
    • 揚げ油
    • 小麦粉
    • パン粉
    • コショウ

    【お好みでアリオリソース】

    • マヨネース 大さじ3
    • レモン汁 大さじ1
    • すりおろしにんにく 1.5cm

    材料を混ぜ合わせるだけです。
    私はバジルを少し振っています。

    つくりかた

    STEP
    材料を包む

    豚薄切り肉を広げて塩コショウをしておく。
    スライスハム、スライスチーズ、パプリカを豚肉で巻く。

    STEP
    小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げる

    小麦粉→卵→パン粉の順につけて180℃できつね色になるまで揚げる。
    一度にたくさん揚げると温度が下がるので少しずつ。

  • ピミエントス・レジョーノスをパプリカ・ジューシーに仕上げる

    パプリカを使ったピミエントス・レジョーノスです。[pcbr]パプリカは、肉厚で、甘みがあってジューシーなのがおいしいですよね。


    ところが、火を入れ過ぎるととくたくたになってしまいます。[pcbr]火を入れ過ぎずにパプリカをジューシーに、シャキッとした食感を残して作ります。

    スペインでは赤ピーマンを使います。
    でも、日本では売っていない品種なのでパプリカを使います。

    いろんなものを詰めるピミエントス・レジョーノス

    日本ではピーマンに詰めるのはミンチぐらいですが、スペイン料理ではツナやエビ、イカなどのシーフードを詰めるレシピもあります。
    ちょっとトルコ料理っぽいですが、お米を一緒に詰めるレシピも少なくありません。

    いろんなものを詰めてみてもいいかなと思いますよ。

    材料 (2人分)

    パプリカは大きければ2個にしてください。
    冷凍ミックス野菜がなければ、好きな野菜を粗みじん切りで入れてください。

    • パプリカ 小 3個 半分に割る
    • 合い挽きミンチ 200g
    • にんにく 1片 みじん切り
    • 玉ねぎ 半分 みじん切り
    • 冷凍ミックス野菜 50g
    • オリーブオイル 大さじ1.5
    • トマトソース 60g (1個あたり10g程度)
    • 塩 小さじ 1/2
    • コショウ 小さじ1
    • クミンパウダー 小さじ1
    • 粉チーズ 適量
    • パセリ 適量

    ピミエントス・レジョーノスのつくりかた

    ピーマンの肉詰めと違って、炒めてから詰めるのが特徴です。[pcbr]炒めて、詰めて、焼くのが、ピミエントス・レジョーノスのつくりかたです。

    STEP
    パプリカのワタと種を取り除く

    パプリカの上下を切り落とさないで、縦に割るだけにしてください。
    ピーマンの肉詰もこの方が失敗しないです。

    STEP
    玉ねぎとにんにく、ひき肉を炒める

    フライパンにオリーブを熱し、玉ねぎ、にんにく、冷凍野菜ミックスを炒める。

    玉ねぎが透き通ったら、ひき肉、塩、コショウ、クミンパウダーを入れて、[pcbr]ひき肉の色が変わるまで炒める。

    炒めた後に油が多く出ていたら、材料を片側に寄せてキッチンペーパーで取る。

    空いたスペースの油を取る

    STEP
    パプリカに詰めて焼く

    炒めたひき肉と野菜をパプリカに詰める。
    上からトマトソースと粉チーズを振ってグリルで超弱火で15分焼く。

    器に盛り付けてパセリを振る。

  • 【ピカディージョ】 ごはん、パン、ポテトにのせてよし!

    ピカディージョは、スペインやラテンアメリカ諸国で食べられているひき肉の料理です。

    日本人の口にも合う料理で、ごはんにのせて良し、パンにのせてもおいしい、ポテトにのせるのもアリです。

    もちろん、赤ワインにも合うのでワインディナーにもおすすめです。

    中でもおすすめなのがポテトです。
    ちょっと意外かもしれないですが、ワインとのマッチングもすごくよいです。

    ピカディージョのポテトタパス

    ひき肉は牛肉、豚肉、合い挽き、鶏肉、羊肉といろんなレシピがあります。
    今回は諸般の事情で豚ひき肉で作っています。

    諸般の事情

    ひとりでもワインディナーを楽しむのがブログのコンセプト。
    ご予算も大事なポイントです。

    ピカディージョの材料とつくりかた

    ピカディージョは刻んだものという意味なので、材料はすべてみじん切りにします。
    あとは炒めてトマトの水分で煮込むだけです。

    ラテンアメリカ諸国ではクミンを使うレシピが一般的ですが、スペインのレシピはクミンなしが多いです。私もクミンなしで作っています。

    材料 (2人分)

    • 豚ひき肉 200g
    • 玉ねぎ 半分 みじん切り
    • ピーマン 1個 みじん切り
    • トマト 1個 みじん切り
    • オリーブオイル 大さじ1.5
    • 白ワイン 50ml
    • パプリパウダー 小さじ1
    • 塩 適量
    • コショウ適量
    • パセリ 適量

    ピカディージョのつくりかた

     ポイントは仕上がりの水分です。
    パンやポテトにのせるなら、水分が少なめになるよう煮詰めてください。
    ごはんのせの場合はお好みでよいです。

    パサパサにならないように注意しながら煮詰めてください。

    STEP
    玉ねぎとピーマンを炒める

    フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとピーマンを中火で炒める。

    STEP
    豚ひき肉を炒める

    玉ねぎが透き通ってきたら、ひき肉を加えてほぐしながら炒める。

    STEP
    トマトと白ワインを加える

    ひき肉がほぐれてきたら、トマト、白ワイン、パプリカパウダーを加える。
    混ぜながら、塩、コショウで味を整える。

    STEP
    弱火で煮詰める

    弱火にして好みの水分になるまで煮詰め、最後にパセリを振って混ぜる。

    蓋をせずに混ぜながら煮詰めて大丈夫。

    ピカディージョのポテトタパス

    ポテトタパスの土台になるポテトを作ります。
    とても簡単で塩コショウしてバターで炒めるだけです。

    【材料 2人分】
    ・じゃがいも 中 2個 1cmで縦に切る
    ・バター 50g
    ・塩 適量
    ・コショウ 適量

    STEP
    じゃがいもに塩コショウを振る

    両面に塩コショウをしっかり振る。
    塩コショウはしっかりめにした方がおいしいです。

    STEP
    じゃがいもをバターで炒める

    フライパンでバターを弱火で溶かす。
    じゃがいもを弱火のまま、きつね色になるまじっくり炒める。

    いい色になりました!

    ピカディージョのタパス ごはんとパン

    最後にごはんとパンタパスのポイントをご紹介します。[pcbr]どちらもおすすめですが、ひと工夫するともっとおいしくなります。

    ごはんにのせるならピリ辛もうまい!

    これからの季節はピリ辛もおすすめです。

    パンとポテトは基本のピカディージョの方が合いますが、ごはんにのせる場合はピリ辛にするとおいしいです。

    基本のピカディージョの分量なら、レッドペッパー小さじ 1で十分です。

    バケットは軽くトースト

    ピカディージョをのせる面にバターをのせて、軽くトーストするのがおすすめです。
    カリッとしたバケットの食感がおいしさをアップしてくれます。

    ピカディージョ、
    ぜひワインと楽しんでください!

  • 酸味が爽やか 鶏もも肉のエスカべーチェ (マリネとの違いは?)

    パエージャやアヒージョに比べると、あまり聞かない料理の名前だと思います。

    フランス語はescabèche (エスカベーシュ)、スペイン語ではescabeche (エスカべーチェ)と呼びますが、酸味の効いたソースに漬け込む料理です。

    鶏もも肉のエスカべーチェはさっぱりしてるので、特にこれからの季節におすすめです。
    ボリュームもあるのでメインにもできます。

    本日もレストランごっこを楽しみました。
    ピカディージョもレシピ記事を書くつもりで、写真や作り方をまとめています。
    メニューです。

    【料理】
    ・鶏もも肉のエスカべーチェ
    ・少し火を入れすぎたローストビーフ
    ・ピカディージョのパンタパス

    【ワイン】
    ・アルトス・イベリコス・クリアンサ

    開栓してグラスに注いでるときに、ふわっと香るワインです。

    熟感のあるラムレーズンのアロマ、クローブのスパイシーなニュアンス、鼻から抜ける樽香もあり、よく香るワインです。

    丸みのある酸味で、甘みは穏やか、タンニンは中程度できめ細かいです。調和の取れたワインで尖ったところがなく飲みやすいですが、しっかりとした味わいがあります。

    特にローストビーフにはよく合いました。
    シンプルなグリルにも合いそうです。
    おすすめ!

    エスカべーチェとはなんですか?

    サクッと言うなら、ピクルスです。

    エスカべーチェは焼いたり揚げたりした材料を、ビネガー、オリーブオイル、ハーブ、野菜など酸味の効いたソースで煮込んだあとに漬け込む料理が多いです。

    しかし、火を通した材料を酢につけることがエスカべーチェではありません。

    火を通してるかは関係ありません。
    いちごのピクルスをスペイン語で「Fresas escabechadas」といいます。いちごが女性名詞で複数なので形が変わっていますが、これもエスカべーチェなのです。

    レモン汁に漬けたらエスカべーチェではありません

    ややこしいのですが、スペイン語ではレモン汁に漬けたものはセビチェ (ceviche) と呼び、エスカべーチェと区別されています。

    セビチェはペルー発祥の料理で、白ワインや泡、日本酒にもよく合う料理で酒飲みにはたまりません。ペルー料理もおいしいので大好き。

    エスカべーチェとマリナール (マリネ)との違い

    基本的にエスカべーチェとマリナール (マリネ)は、別カテゴリーと考えたらよいです。

    マリナール (マリネ)は味付けされた液体に材料を漬けて柔らかくしたり風味を付けることです。エスカべーチェは料理そのものを指しますが、マリネは材料を漬け込む調理方法を意味します。液体に漬け込むのでワインでもマリネになります。

    ですから、基本的にエスカべーチェを使って違う料理を作ることはありません。でも、なんとかのマリネを使って別の料理を作ることはあり得ます。マリネは完成形で出されることもあるけど、下ごしらえとしても使われます。

    エスカべーチェを使った違う料理があっても、これぐらいの程度になると思います。

    Ensalada de queso con escabeche de tomate
    チーズのサラダ トマトのピクルス添え

    やはり完成している料理なので、そのまま添えるぐらいになるでしょう。

    酢で漬け込んだ料理がエスカべーチェ、レモンやライム汁に漬け込んだ料理はセビチェ。
    ワインでも日本酒でも、とにかく漬け込む調理方法がマリネです。

    鶏もも肉のエスカべーチェ 材料とつくりかた

    鶏もも肉のエスカべーチェは、フライパンひとつで作れる簡単料理です。次々と材料を炒めて、最後に酸味の効いたソースで煮込みます。

    材料 (1人分)

    玉ねぎは小さめだったので1個入れてますが、大なら半分でもよいかと思います。マリネ液を吸った玉ねぎをもも肉に乗せるので多めのほうがよいです。

    マイクロリーフがなければ、好みの野菜を使ってください。

    • 鶏もも肉 1枚
    • 玉ねぎ (小) 1個 薄切り
    • 人参 1本 薄切り
    • パプリカ 半分 薄切り
    • ワインビネガー 100ml
    • 水 100ml
    • オリーブオイル 大さじ 2.5
    • ローリエ 1枚
    • ローズマリー 小さじ1
    • にんにく 1片 薄切り
    • 塩 適量
    • コショウ 適量
    • マイクロリーフ 適量

    つくりかた

    マリネ液が鶏もも肉にひたひた浸かる量は多いので、マリネ液をアロゼしながら、マリネ液を吸った玉ねぎを上に乗せて煮込みます。
    もも肉は先に塩コショウしておいてください。

    STEP
    にんにくオイルを作ってもも肉を焼く

    フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒める。
    にんにくの香りが移ったらにんにくを抜く。

    もも肉を皮目から弱火で脂を出しながらじっくり焼く。
    マリネに焦げ臭はじゃまかなと思ってるので、焦がさないように弱火で焼いています。

    皮目が焼けたら裏返してローズマリーを振りかける。もも肉を両面焼いたら取り出して、キッチンペーパーで油分を取っておく。

    STEP
    人参、玉ねぎ、パプリカを炒める

    もも肉を焼いたフライパンでそのまま炒める。そうじもしなくてOK。

    まず人参から、次に玉ねぎ、最後にパプリカを塩コショウで炒める。
    中弱火ぐらいまで火力を上げて大丈夫。

    STEP
    ワインビネガー、ローリエ、水を入れてひと煮立ち

    野菜が炒まったら、ワインビネガー、ローリエ、水をひと煮立ちさせて、もも肉をフライパンに戻す。

    このときにソースを吸ってる野菜をもも肉の上に乗せる。

    STEP
    もも肉を20分間煮込む

    蓋をして20分煮込む。
    10分経ったら蓋を開けてソースをもも肉にスプーンでアロゼする。
    もも肉の上に野菜を乗せて、蓋をして残りの10分煮込む。

    20分経ったら火を止めて蓋を開けて冷めるまで置いておく。
    冷めたら容器にもも肉、野菜の順に入れて冷蔵庫で冷やす。

    お皿に盛り付けるときにマイクロリーフを上に乗せる。

  • ふわっとクリーミーなマッシュポテトのレシピ

    付き合わせはマッシュポテトを付けたら間違いありません。
    みんな大好きなマッシュポテトは、ふわっとクリーミーに仕上げたいです。
    ハンドブレンダーを使って簡単に作れます。

    実は中国のケンタッキーには、マッシュポテトがあります。これがふわっとしていて、なかなかおいしいです。
    ちなみにマッシュポテトのことを中国語では土豆泥といいます。

    泥です。

    マッシュポテトの作り方 ポイント

    ふわっとクリーミーなマッシュポテトを作るポイントです。

    • じゃがいもをしっかり潰す
    • 牛乳を多めに吸わせること

    じゃがいもをしっかり潰す

    おかんのポテトサラダのように、すりこぎで潰すのはNGです。
    やっぱりブレンダーを使ってほしいです。

    安いので十分なので、買っておくとよいと思います。私もアマゾンで買った安いブレンダーでソースからテリーヌまで作っています。

    牛乳を多めに吸わせること

    じゃがいもの量に対して牛乳が多いように感じると思います。思ったより牛乳を吸うので、イメージで量を減らさないほうがよいです。

    一気に牛乳を入れるとじゃぶじゃぶになるので、牛乳を分けて入れるのがポイントです。
    しっかり牛乳を吸わせると、ふわっとクリーミーになります。

    マッシュポテトの材料とつくりかた

    私はドライバジルを入れてます。
    味付けはお好みでシンプルに塩コショーだけでもよいと思います。

    材料 (2~3人分)

    小さじ1/4が測れないのであれば、ひとつまみぐらいでよいです。1/2だと少し辛い気がします。

    • じゃがいも 300g 一口大に切る
    • 牛乳 100ml
    • バター 30g
    • 塩 小さじ1/4
    • コショウ 小さじ1/4
    • ドライバジル 小さじ1/4
    • パプリカパウダー 適量

    私はこんな計量スプーンで小さじ1/4を測っています。中国通販で買ったもので、残念ながらアマゾンには売ってませんでした。

    完全な消耗品ですが役立ちます

    つくりかた

    混ぜるだけので簡単です。
    じゃがいもの潰し残りがないようにしてください。私は一度にじゃがいもを全部潰しますが、2回に分けて潰してもよいです。

    STEP
    じゃがいもを茹でる

    鍋にじゃがいもが浸るぐらいの水を入れてじゃがいもを茹でる。
    途中でアクが出たらすくう。
    串が通るようになれば、ざるにあけて少し冷ましておく。

    STEP
    じゃがいもをブレンダーで潰す

    じゃがいもを容器に移し、ブレンダーで丁寧に潰す。量が多くて潰しにくいようなら、半分ずつ分けて潰してもよい。

    容器はブレンダーの付属品を使用。

    STEP
    バターを牛乳で溶かす

    小さい鍋に牛乳とバターを入れて、極弱火でバターを溶かす。
    牛乳を沸騰させないように注意する。
    バターが溶けたら火を止める。

    STEP
    潰したじゃがいもと混ぜる

    バターを溶かした牛乳をじゃがいもが入ってる容器に入れる。塩、コショウ、ドライバジルを入れて、アタッチメントをホイッパーに変えて撹拌する。

    残りのバターを溶かした牛乳を入れて更に撹拌して完成。

    ステーキの付け合せにしました。
    白のプレートだとあまり映えないので、少しパプリカパウダーを振りました。

  • 濃厚海老出汁のパスタパエージャ

    スペインにパスタパエージャがあると知ったときは驚きました。

    そんなもんはパエージャではないと怒りそうな気がします。ところが、パスタパエージャ用のパスタがあるぐらいで大いにアリです。

    いろいろなレシピがあるパスタパエージャ

    普通のスパゲッティを折って使うものやサフランを入れないレシピなど、パスタパエージャには様々なレシピがあります。

    スペインにはフィデオというパスタパエージャ用のパスタがあり、日本でも通販で買えます。

    スペインのフィデオにも2種類ある

    スペインのフィデオにも2種類ああります。
    スパゲッティをカットしたようなタイプとマカロニタイプの2種類です。

    私は穴からスープを吸ってほしい気がするのでマカロニタイプを使っています。私はマカロニタイプの方が好きです。

    通販でフィデオだけ買うのも面倒くさいので、いつもお世話になっているトップバリュのサラダマカロニで作ります。

    トップバリュ お世話になっております

    濃厚海老出汁のパスタパエージャ 材料とつくりかた

    お米の場合は15~20分炊きますが、パスタパエージャはパスタのゆで時間になります。

    ゆで時間の短いパスタを選ぶとすぐにゆで時間に到達してしまいます。様子を見ながら調理ができないので難しいです。

    私はお米の方が簡単だと思います。
    お米の炊き加減は見ながら分かると思いますが、パスタは見た感じでは分かりにくいです。

    材料 (2人分)

    アルゼンチン産赤えびとイカげそは、恥ずかしながら見切り品でございます。
    赤えびは生食用ですが、3匹だけなので焼いて使います。

    • 有頭赤えび 3匹
    • イカげそ 100g
    • にんにく 1片 ざっくりみじん切り
    • 玉ねぎ 1/4 ざっくりみじん切り
    • パプリカ 1/4
    • ピーマン 1個 細切り
    • トップバリュ サラダマカロニ 150g
    • トマトソース 大さじ4
    • オリーブオイル 大さじ2
    • 白ワイン 20ml
    • 水 400ml
    • サフラン 適量
    • 塩 適量
    • コショウ 適量
    • パセリ 適量

    つくりかた

    アルゼンチン産赤海老の頭と殻を使って出汁を取ります。濃厚にしっかり出汁を取るので、今回はコンソメを使っていません。

    パスタを加えてから煮る時間はパスタのゆで時間です。

    このサラダマカロニのゆで時間は8分なので、合計で8分になるように作っています。

    STEP
    イカげそと赤えびを炒める

    イカげそと赤えびは水気を切って塩を振っておく。

    フライパンにオリーブオイル (分量外)を入れてイカげそと赤えびを中火で炒める。

    フライパンが汚いですよと思いますが、旨味もあるので後から一緒に出汁にします。

    STEP
    海老の出汁を取る

    イカげそと赤えびを炒めたフライパンに赤えびの頭と殻を入れる。

    白ワインを加えて中火で煮立てから水を加え、沸騰したら弱火で10分間煮る。

    煮ている途中で海老の頭を潰すとよく出汁が出る。

    少し放置してさましてから、漉し器で受けて出汁をボウルに取る。

    STEP
    にんにくと玉ねぎを炒める

    フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れる。弱火で玉ねぎが透き通るまで炒める。

    STEP
    パスタとトマトソース、サフランを加える

    海老で取った出汁、パスタ、トマトソース、サフラン、塩、コショウを加えてひと煮立ちさせる。ひと煮立ちしたら、蓋をして弱火で3分煮る。

    STEP
    パプリカ、イカげそ、赤えびを加えて煮る

    3分経ったらパプリカ、イカげそ、赤えびを乗せて、蓋をして更に5分間煮る。

    蓋を外して20秒ほど中火にかけて焦げを作って完成。水分の状態で時間を調整する。

    取り分けてパセリを振っていただきます。
    アリオリソースを付けて食べるのがおいしいのでおすすめです。

  • 新玉ねぎとオイルサーディンとのマリネ

    スパークリングや白ワインによく合うマリネです。赤ワインのときは、前菜としても重宝するタパスメニューです。

    野菜だけのマリネもあっさりでおいしいですが、オイルサーディンを加えるとワインによく合うようになります。

    オリーブにパプリカを詰めてスペイン風にすると色も映えるしかわいいのでおすすめです。

    かわいいので、よくやってます

    アンチョビでオリーブを巻いて串刺しにするピンチョスがあります。これもマリネするのですが、アンチョビは塩抜きをするので時間がかかります。今回はオイルサーディンです。

    新玉ねぎとオイルサーディンとのマリネ 材料とつくりかた

    オイルサーディンはマリネ液で混ぜると崩れてしまうので、新玉ねぎとオリーブを上から乗せて作ります。

    材料 (2人分)

    タイムは1本分の葉を入れてますが、ドライなら小さじ1にしてください。

    • オイルサーディン 8匹
    • 新玉ねぎ 1/2 個 薄切り
    • オリーブ 10個
    • パプリカ 適量

    【マリネ液】

    • にんにく 1片 薄切り
    • オリーブオイル 大さじ4
    • ワインビネガー 大さじ1
    • レモン液 小さじ1
    • タイム 1本分
    • オレガノ ひとつまみ

    つくりかた

    最初に下ごしらえです。

    • 新玉ねぎは薄切りにして水にさらす
    • オイルサーディンはキッチンペーパーで押さえて油分を取る
    • パプリカを細切りにしてオリーブに詰める
    STEP
    にんにくを炒める

    フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒める。オリーブオイルに香りが移ったら火を止めて、にんにくを取り除く。

    STEP
    マリネ液をつくる

    にんにくの香りを移したオリーブオイルをボウルに入れる。
    次にワインビネガー、レモン液、タイムとオレガノを入れてよく混ぜる。

    STEP
    新玉ねぎとオリーブをマリネ液と合わせる

    新玉ねぎとパプリカを詰めたオリーブをマリネ液に入れて混ぜ合わせる。
    オイルサーディンを混ぜ合わせると崩れるので入れない。

    STEP
    オイルサーディンを合わせてマリネ

    マリネする容器にオイルサーディンを敷いておく。

    マリネ液と混ぜた新玉ねぎとオリーブをマリネ液ごと上から乗せる。
    冷蔵庫で2時間置いて完成。

    盛り付けてるプレートは、ドイツのナハトマンです。ガラスのプレートでは、イッタラのカステヘルミとナハトマンがお気に入りです。
    清涼感があるので、マリネやカルパッチョに特におすすめです。

  • 牛すじ肉の赤ワイン煮込み

    オーストラリア産のお安い牛すじ肉でワインディナーです。

    牛すじ肉はしっかり煮込んで柔らかくしたいのですが、長時間の煮込みは大変なので圧力鍋を使っておいしく仕上げます。

    アンダルシアにラボ・デ・トロ ( Rabo de toro) という赤ワインの煮込み料理があります。
    これはテールを使いますが、スーパーに売ってないので牛すじで作ります。

    牛すじは下茹でが必要なので、けっこうな時間がかかります。長時間煮込むのも大変なので、今回も圧力鍋を使って調理します。

    スペインワインを合わせたい

    やはりスペインワインを合わせたいです。
    安くておいしい名門トーレスのサングレ・デ・トロ (Sangre de toro)にしました。
    ラボ・デ・トロだったらトロ繋がりになるけど、牛すじなので少し残念です。

    サングレ・デ・トロ オリジナルとテンプラニーリョ

    エノテカのサングレ・デ・トロ 5本セットを買いました。
    赤はオリジナルとテンプラニーリョがセットに入っています。

    オリジナルは開栓後は落ち着きがない感じでした。
    酸味と渋みが強めで早めに開栓するほうがよいと思います。
    テンプラニーリョは、細やかなタンニンで、バランスが取れていておいしいです。

    https://casualvino.com/sangre-de-toro

    アマゾンでは売っておらず、楽天市場と公式ストアでの取り扱いです。

    牛すじの赤ワイン煮 材料とつくりかた

    なんといっても牛すじは下茹でが大事です。
    柔らか仕上げにするため、面倒くさいけどしっかりやってください。

    牛すじの赤ワイン煮 材料 (2人分)

    • 牛すじ肉 200g
    • 玉ねぎ 1/2個 薄切り
    • じゃがいも 小 5個
    • にんじん 5cm 細切り 面取り
    • にんにく 1片 みじん切り
    • オリーブオイル 大さじ2
    • バター 30g
    • 赤ワイン 250ml
    • コンソメスープ 100ml
    • トマトソース 大さじ3
    • ローリエ 1枚
    • 塩 小さじ1
    • 中農ソース 大さじ1
    • ケチャップ 適量

    つくりかた

    牛すじ肉は下茹でしておきます。
    鍋で湯を沸かして沸騰したら牛すじ肉を入れて色が変わるまで茹でます。
    牛すじ肉をざるにあげて水で洗ってから、更に弱火で1時間じっくり茹でてください。

    STEP
    野菜を炒める

    圧力鍋にオリーブオイル、バターを入れる。
    にんにく、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、塩を入れて玉ねぎがしんなりするまで炒める。

    STEP
    赤ワインとコンソメスープで煮る

    赤ワインを沸騰させてアルコールを飛ばす。
    牛すじ肉、コンソメスープ、トマトソース、ローリエを入れて10分煮る。
    あくが出て来たら丁寧に取り除く。

    STEP
    加圧調理

    圧力鍋の蓋をして加圧調理で15分煮る。
    火を止めて圧が下がるまで放置。
    圧が下がったら蓋を開けてローリエを抜き、中農ソースを入れてかき混ぜる。
    味を見ながらケチャップを入れて調える。

    お皿に盛りつけてタイムを振って完成。

  • 冷凍塩鮭 (切身) のムニエルとチキマヨのパンタパス

    冷凍塩鮭の切身は1切が100円以下で財布にやさしいですが、焼くだけは飽きるし、ワインディナーには合わせにくいです。

    ムニエルしてソースを付けると、簡単おしゃれなワインディナーになります。ソースは枝豆クリームです。白ワインといただきます。

    冷凍塩鮭を焼くと炊きたてごはんと味噌汁を合わせたくなりますが、ムニエルなのでチキマヨトーストのパンタパスを合わせました。

    冷凍塩鮭 (切身) のムニエルの材料とつくりかた

    ムニエルは生を使いますが、冷凍塩鮭でも問題はありません。

    ただし、塩加減によります。
    塩をプラスするのは塩抜きよりも楽なので、塩焼きでも甘塩を買ったほうがよいです。甘塩の記載がなくても、今どき強烈な劇塩冷凍塩鮭に当たったことはありません。

    付け合わせのミニトマトと人参マリネは作り置き、マッシュポテトはバターと牛乳でふわっ、フォーク潰しでごつふわ仕上げです。

    材料(2切分)

    冷凍塩鮭は骨が付いてたら取り除きます。枝豆クリームソースを枝豆濃厚にしたい場合は、枝豆を20gぐらい増やして下さい。
    私はほのかな感じが好きなので、これぐらいの分量にしています。

    【冷凍塩鮭のムニエル】

    • 冷凍塩鮭 (切身) 2切
    • 塩 適量
    • コショウ 適量
    • 小麦粉 適量
    • オリーブオイル 大さじ1
    • バター 50g

    【枝豆クリームソース】

    • 冷凍枝豆 30g
    • 生クリーム 100cc
    • オリーブオイル 小さじ1
    • 塩 少々
    • 黒コショウ 小さじ1/2
    • イタリアンパセリ 適量 みじん切り

    つくりかた

    まず冷凍塩鮭を解凍して、塩コショウをして置いておきます。その間に枝豆クリームソースを作ります。

    STEP
    ブレンダーで枝豆クリームソースを作る

    ブレンダーに枝豆クリームソースの材料をすべて入れて撹拌する。
    撹拌が終わったら裏ごしする。

    枝豆クリームソースは、ムニエルにかける前に少しチンします。

    STEP
    冷凍塩鮭の下ごしらえ

    キッチンペーパーで塩コショウした塩鮭の水分を拭き取る。
    全体に満遍なく小麦粉を振る。

    STEP
    フライパンで塩鮭を焼く

    フライパンにオリーブオイルを入れて冷凍塩鮭の皮を焼く。
    皮を焼くだけなので、バターはまだ入れなくてよい。

    皮を焼いたらバターを入れて、塩鮭の両面を焼く。スプーンでアロゼすると本格的。

    お皿に盛り付けて、枝豆クリームソースを30秒チンしてかける。
    イタリアンパセリを散らして完成。

    超簡単 チキマヨトーストのパンタパス 材料とつくりかた

    ついバケットを買ってしまいます。
    そして、余ります。
    ガスパチョも作ったところなので、今回は食パンでパンタパスにします。

    チキマヨに乾燥バジルを加えてますが、よく合うのでぜひ試してください。

    パンに乗せるメニューは、パンを潰したほうが落下事故が減ります。マヨ系、トマト系の落下は汚れるので避けたいです。

    材料 (10枚切りトースト1枚分)

    HOKO ライトツナという余っていたツナ缶を使っています。1缶の容量は70gですが、他の製品も同じだと思います。

    • 食パン 10枚切 1枚
    • ツナ缶 1缶 70g
    • バター 10g
    • マヨネーズ 大さじ1
    • 黒コショウ 少々
    • ドライバジル 少々
    • パセリ 少々

    つくりかた

    STEP
    ツナマヨをつくる

    ツナ缶をざるに開けて油を切る。
    ボールでツナ缶とマヨネーズ、黒コショウ、ドライバジルを混ぜる。

    STEP
    食パンをトーストしてツナマヨを乗せる

    食パンをトーストしてバターを塗り、包丁などで上から白い部分を潰す。窪ませることによって、上の具材の落下事故を防ぐ。

    包丁で4等分にしてツナマヨを乗せ、パセリを振って完成。